通貨と預金の種類がポイント

外貨預金では、どの国の通貨を選ぶかも重要なポイントになります。為替相場の変動による損益が生じるリスクをできるだけ抑えたい場合、為替相場が比較的安定している通貨を選ぶことが重要になります。そのためには、世界的な流通量が多い通貨を選ぶことがその国の情報も集めやすく、また流通量が多い分、為替手数料も安くなるので有利になります。

現在、世界的流通量が多い通貨は、米ドル(世界の3~4割)、ユーロ(世界の2~3割)と言われており、基本的にはどちらかの通貨で運用して行くのが無難だといえます。

日本国内の銀行や、日本に支点のある海外の銀行が扱っている外貨預金には、ほかにイギリスポンド、スイスフラン、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、香港ドル、タイバーツ、韓国ウォン、中国元などもあります。世界的な流通量が少ない通貨は為替相場の変動が大きい場合が多く、手数料なども高くなりがちなので流通量の多い通貨と比べてリスクが大きくなるので注意が必要です。ただし、短期の定期などでうまく運用すれば、より大きな収益をあげることができます。特に、資源が豊富で経済も安定しているオーストラリアドルやニュージーランドドルは、流通量自体はそれほど多くないものの、比較的安定しており、選択肢のひとつに加えてもよい外貨といえます。また、経済成長を続ける中国元もリスクは伴いますが、短期的には面白みのある外貨といえるでしょう。

預金の種類には、普通預金、定期預金、積立型定期預金などがあります。またとまった資金を運用したい場合、金利からすると定期預金が有利となりますが、為替相場によってはリスクが高くなるので、あまり長期ではなく1?3ヵ月などの短期で、解約意思表示がなければ自動継続されるタイプの定期預金が無難だといえます。
また、将来的な資金としての運用を考えるなら、一定額を定期的に積み立てていく積立型のものがよいということになるでしょう。


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