預貯金のメリットについて考える

銀行やゆうちょ銀行の預貯金は、最近の低金利で利殖してのメリットはほとんど感じられなくなってしまいました。それでは、預貯金は定年後の資産運用として、まったく役に立たないのでしょうか。
預貯金のメリットについて考えてみましょう。

1.リスクが低い

預貯金の最大のメリットは他の投資と比べてリスクは極めて低いということです。仮に銀行が倒産しても元本1,000万円とその利息は保護されるというペイオフ制度があります。

1,000万円を超える資金がある場合は銀行をいくつに分散して預けておけば、大事な資金を安全に保護することができます。

2.流動性が高くお財布がわりとして使える

普通預金の場合、出し入れ自由なので流動性がたいへん高く、お財布や金庫の代わりに手軽に利用することができます。たとえば、定年後を考えて国民年金基金や付加年金で老後の年金を増やそうとしている場合を考えてみましょう。
これらは全額社会保険料が控除になるなどのメリットがあるものの、老後になるまでこのお金に手をつけることはできません。また、民間保険会社の個人年金保険では中途解約して現金に換えられますが、積立期間が短いと元本割れになる可能性が高くなります。

預貯金をコツコツと積み立てて入る場合、急にまとまったお金が必要になったらいつでも引き出すことができ、元本割れすることもありませんからこれは大きなメリットといえます。

また、金利が低いので利息による収益は期待できないというものの、少しでも高い利率の銀行や、キャンペーン期間中の新規契約は有利になるなど、その時期ごとに少しでも魅力的な銀行を見つけたら、いつでも預けかえることができるというメリットがあります。